薄毛で悩んでいてAGA治療を検討している。でもAGA治療をすることで筋力低下やパフォーマンスが低下してしまうのでは?と気になり治療を躊躇してしまう。
ついでにドーピング規定に引っかかるのか?も知りたい。
こんにちは、ヒカルです。
本日は上記の疑問にお答えしていきます。
先日、読者さんから下記ご質問をいただいたので本記事を執筆しています。
結論から言ってしまうと、ドーピング規定に引っかからないならAGA治療をしても問題ありません。
筋力が低下するのか?について、AGA専門クリニックに質問したところ、「影響はない」とご回答いただいたからです。
というわけで、本記事では現役スポーツ選手でAGA治療を検討されている方向けに、AGA治療のメリット・デメリットをお話していきます。
また、ドーピング規定の調べ方についてもお話します。
それでは、まいりましょう。
本記事を読むメリットです。
・現役スポーツ選手がAGA治療をする場合の考え方が分かる
・AGA治療で筋力が低下しない理由が分かる
・ドーピング規定の調べ方が分かる
この記事を書いている私は、元ラグビートップリーガーで、筋トレ歴19年です。ラグビー引退後、2015/6から約1年間 AGAスキンクリニックで治療した経験があり以下の写真のように薄毛が改善しました。
現在(2021/6現在)は、量を少なくして薬を服用しています。
1、元プロラグビー選手が教えるAGA治療の考え方
1−1 クリニックに質問(筋力への影響は?)
まず事実として、「AGA治療することで筋力低下などの影響はあるか?」についてAGA専門クリニックに質問したところ、「影響はない」との回答でした。
その理由は、AGA治療の内容と、内服薬の役割を把握することで 理解しやすくなります。
AGA治療は、「男性ホルモンの分泌を抑える治療」と勘違いされやすいのですが、事実は違うということを以下でご確認ください。
AGA治療薬は、筋トレの効果を下げるような成分も入っていないとのことでした。
「テストステロン」と「5αリダクターゼ」が結びつくことによって髪の毛が抜けるので、この2つの物質が結びつかないようにする薬を服用する治療
<フィナステリド・プロペシア>
(5αリダクターゼ 発生を抑制)
「5αリダクターゼ(酵素の一種)」の発生を抑制して、「テストステロン(男性ホルモンの一種)が、DHT(ジヒドロテストステロン)に転換されるのを抑制する
<ミノキシジル>
(役割:発毛促進)
血行促進・血管拡張 して発毛促進
1−2 筋トレしつつAGA治療した感想(体験談)
AGA治療で筋肉が落ちるか?についてですが、(少なくても私の経験上は)影響はないです。普段、筋トレをしていて効果に疑問を持ったことはありません。
※ラグビー引退後にAGA治療を始めて、筋トレも並行して実施しています。ですので、プロ選手のように正確に筋力を測定しているわけではないことをご承知おきください。
※どの程度の筋トレをしているかは、下記記事でご確認いただけます。ご興味ある方はご覧いただけると幸いです。
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1−3 メリット・デメリット(スポーツ選手のAGA治療)
AGA治療をしても、筋力やパフォーマンスに影響ないなら、すぐに治療を始めたいと感じた方もいらっしゃるかと思います。
しかしながら、現役選手のAGA治療には、2つのデメリットがあると思っています。
①パフォーマンスが低下するのでは?と不安な気持ちが少しは残る
②「筋力への影響はない」という情報が正確でない可能性がある
本記事をここまで読み進めていただいている方は、パフォーマンスが低下するのでは?と考えてAGA治療を躊躇している方も多くいらっしゃるかと思います。
この記事で、「筋力低下には影響しません」と言ったところで、不安な気持ちが少しは残ってしまうのではないでしょうか。
何が言いたいのかと言うと、余計な心配を持ち込まず、今しかできない貴重な現役生活を謳歌していただきたい、ということです。
おせっかいだと思われるかもしれませんが本心です。
とはいえ、薄毛で悩んでいる方にとっては、それでもAGA治療したいと考える方もいらっしゃるかと思います。
ざっくりですがネットでも調べたところ、筋力やパフォーマンスには影響ないとう話が多いので治療を始めても問題ないかとも思います。
むしろ、薄毛によるストレスがなくなり、スポーツにも良い影響がある可能性もありますね。さらに薄毛が改善することによる精神的メリットは計り知れません。
AGA治療を始める場合は、必ずドーピング規定も確認しましょう。
✅AGA治療体験談はこちら↓
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2、ドーピング規定の確認方法(全スポーツ共通)
日本のドーピング規定は、日本アンチ・ドーピング機構が、世界アンチ・ドーピング規定を元に作成しています。(1年に1回 改定)
基本的には、全世界・全スポーツ共通のルールになっていますが、特定の競技にだけ適用される禁止物質もありますので、各スポーツ毎で確認が必要になります。
簡単で確実な方法は、チームドクターに確認してもらう方法です。チームドクターがいない場合は、お世話になっている地元の病院・内科医などでも良いでしょう。
個人的に調べる場合は、以下の方法があります。
実際に下記リンク「Global DRO JAPANサイト」でミノキシジルとプロペシア・フィナステリドを(ラグビーで)検索してみると「禁止されない」と表示されます。
※正確なドーピング規定は、必ずご自身でお確かめ下さい。
①検索サイトから確認(Global DRO JAPANサイト)
商品名・成分から検索可能
②スポーツファーマシストに確認
公認スポーツファーマシストとは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する正確な情報・知識を持った薬剤師のことです
③薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインに確認
<ドーピング規定-確認方法のリンクまとめ>
①Global DRO JAPANサイト(薬・成分検索システム)
[sanko href=”https://www.globaldro.com/JP/search” title=”Global DRO JAPANサイト(薬・成分検索システム)” site=”Global DRO”]
②スポーツファーマシスト検索サイト
[sanko href=”http://www3.playtruejapan.org/sports-pharmacist/search.php” title=”スポーツファーマシスト検索サイト” site=”Global DRO”]
③薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインに確認検索サイト
[sanko href=”https://www.playtruejapan.org/code/hotline.html” title=”薬剤師会アンチ・ドーピングホットライン” site=”日本アンチ・ドーピング機構”]
3、まとめ
スポーツ選手がAGA治療をしても、筋力低下やパフォーマンスが落ちるといった影響は少ないと考えられます。
ただし、根拠が弱いので、「パフォーマンスが下がるかも」といった心理的影響がある可能性はあります。
上記を踏まえて、現役選手でAGA治療を始める場合は、ドーピング規定を確認してから始めるようにしましょう。
※本記事に関しましては、新しい情報が入り次第更新していく予定です。
今回は以上となります。
不明点やご質問がありましたら、下記のコメント欄よりお気軽にご連絡ください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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